ニキビ跡の凹凸(クレーター)の特徴とケア方法
ニキビがひどくなると、肌に凹凸、クレーター状のニキビ跡(痕)が残ることがあります。
これは、炎症による皮膚組織の破壊が真皮層まで及んだ結果です。
肌で炎症がおきると、白血球がコラーゲンなどの皮膚組織を壊して炎症を抑える、免疫反応がでます。
コラーゲン組織が破壊されると、新しい皮膚細胞の生成ができなくなってしまったり、あるいは生成スピードが鈍くなってしまいます。
そうすると、真皮の修復が不均衡になり、毛穴の構造が崩れ、肌に凹凸ができるのです。
真皮層ではターンオーバーが行われないため、一度壊れると再生するのに時間がかかったり、真皮を作ることが難しい場合もあり、完全に治すことが難しく、このようなダメージが残りやすいと言えます。
ですから、まずはニキビ跡が残らないように予防、早期のニキビケアがとても大切です。
ニキビ跡の凹凸・クレーターのケア方法
真皮まで及んだニキビ跡、凹凸やクレーターはホームケアでは難しいです。
症状を軽く、または目立たなくするには、美容皮膚科、クリニックでの治療方法があります。
凹凸・クレーターなどの跡が残ったお肌は、角質が硬くなり、いくらスキンケアをしても浸透しずらいお肌になっています。
まずは、お肌を柔軟にする角質柔軟化粧水をお手入れに加え、保湿をたっぷりするのもおすすめです。
傷ついた細胞を修復させやすいように、バランスの良い食事がもちろん必要です。
新陳代謝を高めるため、ビタミンAが多く含まれる人参やホウレン草などの緑黄色野菜やまぐろやレバーなどに豊富なビタミンB6。
新しい肌を生成するためには、卵や大豆食品などのたんぱく質も必須です。
ビタミンCはコラーゲン生成に必要で、皮ふや粘膜の健康維持し、抗酸化作用で健康と美肌に効果的です。
細胞を蘇らせるための、内側からのケアも、ぜひ心がけてください。